「するっと排排美茶」は日本茶審査競技大会5段位を取得している、健康茶作りの専門茶師がブレンドしています。お茶は品種や産地、収穫時期や収穫年によって風味や味が変わってしまうため、調合のたびに専門茶師が細かく調整。さらに最も美味しい味が出せるよう、各素材の焙煎温度、焙煎時間を変え完成させています。今回は、お茶鑑定士の袋布吉一氏に「するっと排排美茶」の「香り」と「味」について伺いました。
お茶を鑑定するポイントは何でしょうか?
お茶を鑑定するポイントは、香気(お茶の香り)・滋味(お茶の味)・外観(お茶の葉の形)・水色(お茶のお湯の色)の4点です。中でも大きなウエイトを占めるのは「香り」と「味」ですね。
「排排美茶」にはカッシア・アラタが入っているとお聞きしました。カッシア・アラタには独特の風味がありますよね。「排排美茶」がどんな香り、味なのか大変興味があります。
まずは茶葉をご覧いただいた印象をお聞かせいただけますか。
細かく粉砕していますね。なるほど、13種類の素材を均等に配合するには、細かいほうが均等に混ざりますからね。それと香りがいいです。カッシア・アラタの香りはまったくしませんね。むしろ香ばしい香りです。
味はいかがでしょうか
お湯を入れると、さらに香ばしい香りが広がりますね。お茶というのは「香り」と「味」を楽しむものなので、この香りはポイント高いですよ。んっ、美味しい!!うん、美味しいですよ。中国茶の風味でいい味です。正直なところ飲む前はもっと苦味や雑味があると思っていたのですが……いやぁ~、驚きました。本当に美味しいです。この香り、味は簡単にできるものではないですね。緑茶も品種や産地、収穫時期や収穫年によって味が違うんです。そのために数種類の緑茶をブレンドして、変わらない味をお届けするようにしているのですが、13種類もの素材をブレンドして味をまとめ、かつ美味しく仕上げるのは、並大抵ではありませんよ。
ありがとうございます。実は、「香り」も素材ごとに焙煎温度、焙煎時間を調整しているんです。
そうでしょうね。多種の素材を混ぜただけでは癖のある漢方茶のような味になってしまいます。味づくりをされた茶師の方は、13種類の茶葉がそれぞれどのような特長や癖をもっているのか、どれくらいの火入れ(焙煎)でそれぞれの癖を生かしたり抑えたりできるのか、どの程度の配合量で特長が生かせるのかなどをわかっておられるのですね。かなりの経験がないとできません。私は緑茶の味づくりについては自負するところがありますが、このような多種の素材をブレンドしての味づくりはきっとできないと思います。良い茶師の方との巡り合いと、妥協せずに根気よく試作を重ねていったからこそ、この「排排美茶」ができたのだということがよくわかりました。是非たくさんの方にお飲みいただきたい一品ですね。
13種類の厳選素材を独自にブレンド
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カッシア・アラタ
東南アジアに自生するマメ科の植物。「スッキリ」をサポート。
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烏龍茶
脂っこい食事に合う、馴染みの深い健康茶。
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杜仲茶
脂っこい食事が好きな方におすすめの、ミネラル豊富なお茶。
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プーアル茶
通常のカテキンよりも強いチカラを持つと言われる重合型カテキンを含有。
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黒豆(黒大豆)
ポリフェノールを豊富に含み、特有成分イソフラボンやサポニンが美と健康をサポート。
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生姜
辛味成分ジンゲロールで芯からポカポカ。
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金時生姜
生姜の一種。ジンゲロール類を一般の生姜の約4倍含有。
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桑の葉
ミネラル、食物繊維、フラボノイドを含み、甘い物や炭水化物が好きな方におすすめ。
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サラシアオブロンガ
インドで伝統的に使用されているハーブ。甘い物や炭水化物が好きな方をサポート。
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はと麦
古くから親しまれている健康茶。女性の美容をサポート。
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ローズヒップ
ビタミンCが豊富なハーブ。クリアな美しさをキープ。
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コーン
とうもろこしの実。韓国では定番の、鉄分・食物繊維が豊富な素材。
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コーンシルク
韓国で古くから愛飲されている、とうもろこしのひげ茶。水分が気になる方におすすめ。