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美肌に導くスキンケアとは
|正しい手順や肌質・年齢別のポイントも解説

美肌に導くスキンケアとは|正しい手順や肌質・年齢別のポイントも解説

美肌を手に入れるには、毎日のスキンケアが欠かせません。透明感のあるきれいな美肌をつくるには、年齢や肌質に合わせたスキンケアが重要です。

この記事では、カサつきが気になる女性に向けて、美肌に導くスキンケアについて解説します。肌質別や年代別のポイントも解説しているので、参考にしてください。

目次

  1. スキンケアの基礎知識
    1. スキンケアが必要な理由とは
    2. 肌の構造
  2. 美肌に導くスキンケアの手順
    1. クレンジング・洗顔
    2. 化粧水
    3. 乳液・クリーム
  3. 肌質別のスキンケアのポイント
    1. 乾燥肌
    2. オイリー肌
    3. 混合肌
    4. 敏感肌
    5. 普通肌
  4. 年代別のスキンケアのポイント
    1. 20代
    2. 30代
    3. 40代
    4. 50代
  5. 生活習慣の見直しも重要
    1. 紫外線対策を徹底する
    2. バランスのよい食事を摂る
    3. 十分な睡眠時間を確保する
    4. ストレスを溜めない
  • まとめ

 

スキンケアの基礎知識

なぜ、毎日のスキンケアが必要なのでしょうか。ここでは、スキンケアが必要な理由や肌の構造について解説します。

 

スキンケアが必要な理由とは

スキンケアは、紫外線ダメージや乾燥から肌を守り、正常に保つために行います。肌の汚れを落として保湿成分や美容成分で肌を保護することで、毛穴の黒ずみやハリの低下、ニキビといった肌トラブルを防ぐ効果も期待できます。基本的なスキンケアの流れで使うスキンケアアイテムと、それぞれの役割は以下のとおりです。

スキンケアアイテム 役割
クレンジング メイクを落とし、毛穴に汚れが溜まるのを防ぐ
洗顔 ほこりや汗、古い角質、皮脂汚れを落とし、肌を清潔にする
導入液 化粧水や乳液の成分を角層に浸透しやすくする
化粧水 肌に水分や保湿成分を与える
美容液 美白やハリなどの美容効果を与える
乳液 肌に水分と油分を与え、化粧水が蒸発するのを防ぐ
クリーム 乾燥を防ぎバリア機能を高める
パック 肌に美容成分を浸透させ、潤いを与える

スキンケアアイテム別に役割があるため、肌状態や年齢に合わせて取り入れることが大切です。

 

肌の構造

肌の構造は、上から表皮・真皮・皮下組織から成り立つ3層構造です。表皮の最表層にある角質層は外部の刺激物が体内に侵入するのを防ぎ、バリア機能が崩れると、かゆみや炎症が起きます。表皮の基底層は紫外線から肌を守り、真皮にあるヒアルロン酸が水分を保持する役割を果たします。病気の予防のためにも、スキンケアで肌を健康な状態に保つことが重要です。

 

美肌に導くスキンケアの手順

スキンケアは、主に3つの手順で行います。ここでは、美肌に導くスキンケアの手順について解説します。

 

クレンジング・洗顔

メイクをしている場合には、クレンジングでメイクの汚れを落としきってから洗顔をします。洗顔料は肌の負担にならないように、力を入れず、やさしく洗いましょう。すすぎ残しがないように、ぬるま湯で洗い流します。

 

化粧水

洗顔後は、化粧水で肌に潤いを与えます。手やコットンを使って、肌に浸透させるように馴染ませましょう。美容液を使う場合は、化粧水の後に使用します。

 

乳液・クリーム

化粧水が蒸発しないように、乳液やクリームの油分で蓋をします。化粧水だけでスキンケアを終わらせると、水分の維持には不十分であるため注意しましょう。肌全体に乳液やクリームを塗り、潤いを閉じ込めます。

 

肌質別のスキンケアのポイント

肌質別にもスキンケアのポイントがあります。ここでは、5つの肌質別のスキンケアのポイントを解説します。

 

乾燥肌

乾燥肌は水分と皮脂が少ない状態です。クレンジングはクリームタイプやミルクタイプを選び、化粧水や乳液、クリームも保湿力の高いスキンケアアイテムを選びましょう。肌に刺激を与えないように、丁寧でやさしいスキンケアが必要です。

 

オイリー肌

オイリー肌は皮脂分泌量と水分量が多い状態です。脂性肌とも呼ばれ、肌のテカリやベタつきが目立ちます。毛穴に皮脂が詰まりやすいため、高保湿のクリームやオイルは避け、化粧水や乳液を使ってシンプルにケアしましょう。

 

混合肌

混合肌は、部位によって乾燥肌とオイリー肌が混ざった状態です。目元・口元・頬がカサつき、おでこ・鼻はテカリやすくなります。混合肌は、オイリー肌の部分はクレンジングを丁寧に行い、乾燥肌の部分は手早く済ませるなど、肌状態に合わせたケアやスキンケアアイテムの使い分けが大切です。

 

敏感肌

敏感肌は刺激に弱く、炎症が起きやすい状態です。無添加や無着色などの、刺激の少ないスキンケアアイテムを選びましょう。季節の変わり目や気温・湿度の変化によって、肌に刺激を受けやすいため、スキンケアアイテムの見直しも欠かせません。

 

普通肌

普通肌は、水分量や油分量が適度な状態です。保湿や紫外線対策といった、基本的なスキンケアを丁寧に行いましょう。季節によって肌状態が変化するときは、肌状態に合わせて保湿を多めにする、クレンジングを丁寧に行うなど工夫をしましょう。

 

年代別のスキンケアのポイント

肌状態は、年齢とともに変化していきます。ここでは、年代別のスキンケアのポイントについて解説します。

 

20代

20代前半は、皮脂の分泌量が多いため、ニキビやテカリを防ぐ洗顔が重要です。20代後半は皮脂量が落ち、乾燥やくすみが気になる人が増えます。油分のバランスを整えるために、乳液やクリームを活用しましょう。

 

30代

30代は、仕事や育児といったライフスタイルの変化が多く、ストレスで肌の調子が乱れやすい年代です。日頃の保湿ケアとともに、毛穴の開き、くすみ、乾燥などの悩みに合わせてスキンケアアイテムを取り入れながら、スキンケアを行いましょう。

 

40代

40代はカサつきやハリの低下、くすみの悩みが増える年代です。年齢肌をケアし、潤いとハリを与え、みずみずしい肌の印象をキープしましょう。外側からのケアで物足りなさを感じる場合は、インナーケアも取り入れるのがおすすめです。

 

50代

50代はホルモンバランスが乱れ、肌質が変化する年代です。油分・水分を生み出す働きが弱まるため、これまで見えなかったくすみ、カサつき、ハリの低下などが表面化します。エイジングに特化したスキンケアアイテムを使って、肌悩みを解決しましょう。

 

生活習慣の見直しも重要

美肌を手に入れるためには、毎日の生活習慣の見直しも重要です。ここでは生活習慣について解説します。

 

紫外線対策を徹底する

紫外線は肌にダメージを与え、ハリ不足やくすみ、カサつきなどの原因になります。美肌を保つために、日傘や帽子、日焼け止めなどを活用して、紫外線対策を徹底しましょう。

 

バランスのよい食事を摂る

栄養バランスが偏ると肌トラブルにつながるため、栄養バランスのよい食事を摂ることも重要です。美肌にはビタミンC、ビタミンA、食物繊維を積極的に摂取することをおすすめします。

 

十分な睡眠時間を確保する

睡眠中に肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌されるため、十分な睡眠時間を確保しましょう。質の高い睡眠を取るためには、寝る前にスマートフォンやテレビを観ない、リラックスした状態をつくるといった、就寝前の習慣の見直しも大切です。

 

ストレスを溜めない

ストレスが溜まり、自律神経のバランスが崩れると、肌のターンオーバーが乱れます。ストレスを溜めないように、1日のなかで適度にリラックスする時間を確保しましょう。適度な運動はストレス解消、睡眠の質の改善にも効果的です。

 

こまめな水分補給をする

肌の保湿はスキンケアだけでなく、こまめな水分補給が重要です。水分摂取量が不足すると、肌の水分量が低下するためです。必要な水分量は体重によって異なりますが、1日1リットルは水を飲みましょう。

 

まとめ

美肌を手に入れるには、毎日のスキンケアが重要です。肌質や年代で、必要なケアやスキンケアアイテムが異なるため、ポイントを押さえたスキンケアを行いましょう。肌状態の変化や悩みを感じるときは、スキンケアアイテムの見直しもおすすめです。